この記事の最終更新日は 2020年9月12日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください
紫外線によって肌の老化が進む光老化は、普通の肌老化よりも老化の速度が早いので、気をつけなければいけません。
特に、肌の奥にまで紫外線が入り込むと、肌のハリを保っているコラーゲンやエラスチンなどの成分を壊してしまうので、シワやたるみの原因になってしまいます。
光老化を防止するためには、日々のベースメイクでの紫外線対策が重要になってきます。
今回は、光老化を防止するためのベースメイク方法を紹介します。
【目 次】
光老化とは?
光老化と老化は違います。
光老化は紫外線によって、皮膚の機能が低下して老化が加速する特徴を持っています。
例えば、年齢によって肌のハリを保っているコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などは減少していきますが、光老化の場合は、紫外線のダメージによって、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などが壊されて減少していくのです。
年齢によるハリ成分の減少の速さは、比較的、ゆるやかです。
しかし、光老化による肌のハリ成分の減少の速さは、紫外線を浴びれば浴びるほど、加速します。
紫外線のダメージによって壊されるのは、肌のハリ成分だけではありません。
肌の表面側にある角質層を乾燥させて、肌のターンオーバー周期を狂わせてしまうケースもあるので、シミやくすみができやすい肌にもなります。
日々のベースメイクで、できるだけ光老化を防いで、美肌を保つ対策を始めましょう。
【光老化とは?】紫外線対策のためのベースメイクとは?
紫外線対策のためのベースメイクでは、日焼け止めクリームもUVカット機能が入ったメイク下地やファンデーションなど、全てを揃えなければいけないわけではありません。
メイク下地やファンデーションに、UVカット機能が入っているのであれば、普段の紫外線対策程度なら、日焼け止めクリームは省いても大丈夫です。
日焼け止めクリームやUVカット機能が入ったメイク下地やファンデーションには、SPFやPAなどの紫外線防御力の数値が表示されています。
これらのすべてのアイテムを使えば、SPFやPAが強化されるわけではなく、アイテムの中で一番防御力が高い数値が反映されるようになっています。
決して、SPFやPAの数値が足し算されるわけではないので、肌の負担を減らすためにも、普段はUVカット機能が付いたメイク下地をファンデーションで、紫外線対策をしましょう。
【光老化とは?】紫外線対策のためのベースメイク方法
日焼け止めクリームとメイク下地、ファンデーションの三つのアイテムを使ってベースメイクをする場合は、メイク下地→日焼け止めクリーム→ファンデーションの順でベースメイクを作っていきます。
しかし、メイク下地と日焼け止めクリームを重ね付けすると、UVカット機能による刺激もあり、肌に負担をかけてしまうのであまりおすすめはできません。
メイク下地とファンデーションの二つのアイテムを使ってベースメイクをする場合は、いつも通りメイク下地を塗ってからファンデーションを塗るようにしましょう。
まとめ【光老化とは?】
光老化、これは避けようがないので、スキンケアとしては少しでも紫外線の害を受けないようにしたいところですね。
ただし、太陽の日差しを浴びて体内でビタミンDを作り出すことも大事です。
ビタミンDは骨の生成に寄与したり、免疫力の向上に寄与することが確認されています。
最近、子供の間で日焼けを気にしすぎてビタミンD不足による「くる病」の発症が増えているようです。
適度に紫外線と付き合うようにしましょう。