この記事の最終更新日は 2022年10月23日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください
【目 次】
外壁塗装をするべきか?悩むというか、判断がつきませんでした・・・。
こんにちは!
サイト管理人のTです。
東京23区北西部で築40年のカミさんの実家(一戸建)を8年前にリフォームして住んでいます。
外壁塗装のことで、何から手を付けていいか困った経験をもとに、このサイトを立ち上げています。
おなじ悩みを抱えるご同輩のお役に立てれば幸いです。
我が家は見た目はまだまだ新しい感じなんですが、外装を細かく見ると、ツヤがなくなって壁の隅っこの方で変色気味の部分もあり、部分的には自転車置き場のハンドルが当たる部分で小さな剥がれがあったり・・・。
全くの自分の家なら見た目よければきっと放置すると思いますが、カミさんの実家で義母と同居、義母はけっこう見た目を気するタイプ。
マスオさんとしても家を預かっているような感覚もあって、家の維持や補修についてはちゃんと理解しておかなければ、ということで外壁塗装についてもネットでいろいろ調べ始めたわけです。
ただ屋根の塗装や外壁の塗装って、結局はケースバイケースの情報になっちゃうんですね。
よく費用の相場とかいいますけど、それはほんとうにざっくりな目安でしかなく・・・ということで自分自身がどう動いていいのか方針が立てられない・・・どんどん時間だけが経ってしまって・・・。
おまけにリフォーム業界というのは、いわゆる“クレーム産業”と言われていますね。
ネット上では、詐欺だ!騙された!みたいな口コミも多く見かけるので、ほんとうに身動きが取れなくなってしまった、というのがはじめの頃。
当時、相談できる知り合いもいないので困っていましたが、仕事がIT業界なもので、新しいITの取り組みとして話題になっていた一括見積もりサービスの「ヌリカエ」や「イエウール(不動産買取)」のことを知っていたんですが、どんな対応をされるか不安もあったので、思い切ってまず「ヌリカエ」のフリーダイアルに電話して「何をしてくれるの?」と聞いてみたんです。
そのヌリカエさんの対応の流れは下で書きますが、結論から言うと、ヌリカエさんに相談乗っていただいてまずは4社の塗装業者さんを推薦してもらいました。
そのうち1社は少し遠かったので、そこだけ削って残りの3社を呼んで現場を見てもらうようにしたんです。
ヌリカエさんとの対話と、3社の塗装業者さんとのやり取りを通じて、我が家の今後の外装リフォームに関する方向性をかなり明確にすることができたわけです。
そう、なにしろ自分の家のことなのに、何をどう進めていけばいいのか、とにかく手探りだったのが、ある程度は方針が見えてきましたので、この点が何よりも助かった、という思いでいます。
ということで、このサイトはその時の経験を元に書いています。
ウチと同じように外壁塗装をするべきか?必要か?と判断すらつかず悩んでいる人のお役に立てればうれしいです。
外壁塗装をするべきか?悩んでいたら「ヌリカエ」というサイトに相談してみました。
先に「リフォームどんな感じに仕上がった?」の結論から言うと、我が家としては、今回は実際に塗装作業を発注するまでには至りませんでした。
専門家に相談してアドバイスと見積もりを貰った結果、時期が来るまでもう少し待っても大丈夫じゃないか、という判断に至ったんです。
まず「ヌリカエ」のサイトで登録すると、ほんとうにざっくりとした外壁塗装の相場を教えてもらえます(サイトに表示されます)。
ただし、こんなもの、といっては何ですが、相場というものは誰が計算したとしても、それは単なる平均的なものに過ぎなくて、ほんとうにざっくりしすぎていて“目安の目安”ぐらいにしかなりません。
もちろん、ヌリカエさんもそんなことはわかっているので、次のステップとして近隣から塗装業者さんを紹介し紹介され、実際に我が家の壁の現状を見てもらって簡単に診断していただいて、その後に見積もりを出してもらうわけです。
この段階ではすでに無意味な相場感というより、我が家に特化した、より明確な費用感が見えてくるわけです。
来てくれた3社に共通していた診断ポイントとしては、まあリフォーム後8年という年数もそうですが、リフォーム時にわりときちんと塗装作業が行われているようで保ちも良さそうで、今すぐどうこうする必要はなさそうだ、というお話をいただきました。
たしかに細かい部分の塗装の剥げとかは出始めているのですが、その程度で職人さんに来てもらうと、それだけでお金がかかってきてしまうので、それぐらいだったら自分でDIYで直しらだどうだ、と言う業者さんもいました。
あともう数年ぐらいすると、いろんな症状が出てきそうだから、そのまえに一度手を入れたらどうか、という事になりました。
後日、各社さんから見積もりをFAXしてもらって、単に安さだけ、ということではなく、実績が豊富そうな1社に絞らせていただいて、数年後かに実際に施工してもらう際に声をかけさせていただくことになりました。
わざわざ現地まで来てもらって、こういう結論にはちょっと気が引けたんですが、他の2社さんにはヌリカエさんを通じて断りを入れていただきました。
これ、自分でやるのはかなり気が引けるんですけど、ヌリカエさんが代わりにやってくれました。
いや、申し訳ないというのもあるけど、逆恨みとか大丈夫かな、とかどんどんセールス仕掛けてくるとか、そういう不安もあったんですが、その後何もありません。
【ヌリカエから始まる、外壁塗装の施工完成までの流れ】
毎日、玄関横の小さな壁の傷を見るたびに、外壁塗装どうしよう?と悩んでいたんですが、思えば1年ぐらいグズグズしていたと思います。
ずーと、そのことが頭から離れない感じ、わかります?
今後の方向性が見えて、非常に精神的に楽になったんです!
「リフォームってお金がかかるな・・・」という実感はあるんですが、方向性が見えたのでその時期が来るまではしっかり働いてリフォーム費用を貯めて、という目標ができて、生活にも張りができました。
こういう流れを受けて、初めて気がついたんですが、自分自身が必要以上にリフォームのことに怯えて、お金がかかりそうな子供の習い事を抑えさせたり、家族旅行の計画もあえて立てないようにしていたり・・・外壁塗装というちょっと“見えないもの”に振り回されていたんですね。
グズグズしていて、ほんとうに家族に悪いことをしたな、という。
実は、外壁の塗り替えの相談相手としては、我が家を建ててリフォームもしてくれた工務店さんもいるんですが・・・。
はい、先代はよく働いて気が利くタイプだったんですが・・・
代替わりした三代目の評判があまりよろしくなく、うちの親戚でも使っていたんですが、そこでヤラかして出禁・・・(苦笑)
いま振り返ってみて思いますが、こういう状況でヌリカエさんみたいな第三者的な視点でアドバイスしてくれるサービスがあったことで、かなり助かったな、というのが実感です。
はい、我が家が相談窓口としての「ヌリカエ」を利用することで助かったポイントを整理しますね。
-
業者と直接やり取りする前に、そもそも何に悩んでいるのか、そのことを整理いただいた
-
事前診断を丁寧にやってくれる業者さんを紹介いただいた
-
我が家の場合は、大々的な外壁塗装がすぐには必要のないことがわかった
-
将来にわたってのリフォームのスケジュール感が見えた
-
将来に渡って、どれくらいのリフォーム費用を覚悟しなければならないか、わかった
-
予算感が見えたことで、子供の習い事とか抑えていた部分を開放しても良さそうなことがわかった
-
結果的には、無理な営業とか押し売り的な嫌な思いはせずに済んでいる
後で振り返って思うんですが・・・
よく考えてみると、素人の立場で業者さん相手にけっこうスムーズに話が進んだな、という感じだったんですが、これって実は、最初のウチとヌリカエさんとの相談内容がきちんと塗装業者さんに伝わっていて、こちらのお悩みを中心に話をしてくれていた、と。
そういうことだったんだな、と。
外壁塗装の一括見積もりサービスが相談相手になってくれるのか?
今回の一連の流れの中で、ちょっと驚いたというか、誤解していたんだな、と思ったんですが、塗装業者の言葉の端々にヌリカエさんのことを、ちょっといい感じで評価している様子がうかがえました。
当たり前といえば、当たり前なんですが、顧客を紹介する窓口(ヌリカエ)と、現場の実働部隊の塗装業者さんとの連携がいい、ってなんだかすごく新鮮というか・・・。
わたしもネット検索等を行う中で、外壁塗装の一括見積もりサービスというものがあることはわかっていました。
でも
- 「どうせ紹介料だけが欲しいんだから、適当に寄せ集めた業者の中から住所の近い業者をピックアップして紹介しているんだろう」
- 「どうせ、申し込んだ途端に、遠慮会釈なく営業攻勢が始まるんだろう」
- 業者も「どうせ、リストがほしいだけだろう」
- 業者も「どうせ、あちこち加盟して、都合のいいように立ち回っているだけだろう」
ヌリカエさんも、そういった“一味”のうちの一つだろう、と思っていました。
「ヌリカエ」のオペレーターさんと電話で雑談したんですが、「ヌリカエ」というサービスは立ち上がって2年半ほどのようですが、「ヌリカエ」に加盟している塗装業者は、ついこの間まで全国で800社だったのが、今は1,000社まで増えているそうです。
オペレーターさんには「数はいいけれど、その業者たちは信用できるの?」とかなりストレートに質問してしまいました。
ヌリカエさんとしても、加盟させている塗装業者の質こそ命、という感じなので、そこはしっかりチェックをしているとのこと。
その選別基準としていくつか教えてもらったんですが、全部は書けないんですが「なるほどな~」というポイントがありました。
その一つを上げると「会社できちんと瑕疵担保責任の保険に入っているか?」というチェックポイントがあるそうです。
これはどういうことかというと、上でも「住宅産業は“クレーム産業”」と書きましたが、作業に問題があって訴訟で負けると損害賠償請求を追うことになり、この保険に入っていないと耐えきれずに倒産ということもありうるわけです。
この瞬間、すでに手付金が支払われていた他の現場で、いきなり業者が倒産で作業ストップ!という事件は実際に世の中あちこちで起きているわけですね。
外壁リフォーム会社紹介サービス「ヌリカエ」は、サービス開始から2周年を迎えました!そんなヌリカエはエンジニア募集してます!!!https://t.co/1vrDoKn3zk pic.twitter.com/0qeZgFYd2N
— Speee Developer team (@speee_pr) 2018年1月11日
そして、そのヒアリングのための電話ですが、立ち上げ当初からずっと内部スタッフで行っているそうです。
いまどき、コールセンターは外注してしまうのがありがちのような気もするんですが。
正直のところ、やはり立ち上げの頃はスタッフも研修の毎日で大変だったそうですが、どんどんノウハウやアドバイスのレベルが上っているとのこと。
「築年数はどのくらいか」「困っている症状は何なのか」などの情報や希望を、カスタマーセンターの担当者が聞き取り、整理する。ここが同社一番のこだわりのポイントで、ユーザーの一人一人に必ず研修を受けた専門の担当者が付き、最後までサポートする。必要な話が聞き取れるまで多くの時間を費やし、さらに「今、塗装をすればどんな効果があるか」という説明までを行った上で、加盟企業に紹介する。つまり『ヌリカエ』は、単なるマッチングサイトではなく、いわゆる〈潜在層〉や〈準顕在層〉状態のユーザーを、しっかり〈顕在化〉した客として、加盟企業に送り届ける支援事業なのだ。
まあ自前のコメントなので、どこまで?という感じはありますが、「ヌリカエ」としてはほとんどクレームは無しで稼働できているとのこと。
わずかに、実際にあったクレームとしては、塗装業者さんが忙しくて、紹介されたにもかかわらずなかなか訪問できなかった、というのがあったそうです。
こういう場合は、すかさずヌリカエから業者へフィードバックされるそうです。
フィードバック受けた塗装業者としては、営業改善のひじょうにありがたいヒントがもらえるわけですね。
つまりは、我が家もこの「ヌリカエ」のシステムの恩恵を受けて、今に至っているわけで、しがたって、他は経験がないのでわかりませんが、少なくとも「ヌリカエ」に関しては、どんどん塗装や外装のことで相談をしてみても大丈夫、ということは申し上げておきます。
ただし、ただし・・・
ひとつ「ヌリカエ」に苦言をいいたいのは・・・
「ヌリカエ」だけじゃないけど、こういう一括見積もりや一括資料請求系のサービスでは、必ずwebサイトのフォームに電話番号やメールアドレスの入力を要求される・・・
いや、電話番号やメールアドレスぐらい入力しなければコミュニケーションにならないことはわかっています。
それでも、ここに入力すると厚かましい営業がヤマほど営業電話をかけてくるのではないか、という恐怖感!
ああ、相場情報ほしい!
こっちの個人情報(電話番号)と相場情報のバーター取り引き・・・でも入力したら最後、あとが恐すぎる・・・
(なぜ、こんなギリギリの思いをさせるんじゃい!)
そして、なぜ、本来は大して役に立たないはずの「相場情報」でコミュニケーションを取ろうとするの?
はい、わたしの乏しい知識からフォローしますと・・・
「ヌリカエ」としても事業として紹介料でしっかり利益を上げ続けなければならない、塗装業者としては紹介料を払ってでも、ちゃんと施工実施まで至るお客さんがほしいわけですね。
たとえばwebサイトの窓口で「外壁塗装のご相談受付中!」とやっても、ただでさえ怪しさが漂う中で“相場情報”のような“エサ”がないので、どうしても登録率が下がりますね。
そして、有象無象のお客さんで、ほんとうに相談だけで終わっちゃうと「ヌリカエ」としてはほぼボランティア、現場に駆り出された塗装業者も骨折り損のくたびれ儲け、になってしまいますね。
最低限、“やる気”のある施主を探すために“相場情報”を挟んでやり取りすることは仕方がないことなんですね。
一方で。
我々施主の立場からすると、求めているものって“相談できること”だけでしょうか?
いや、そうではないですよね。
我々施主の立場からしても、単なる相談相手がほしいだけじゃなく、本当に欲しいのは、家がちゃんと憂いなく修繕されるとか、見た目が良くなる、といった“結果”がほしいわけですよね。
われわれ施主の側としても、相談と業者紹介は、やっぱりセットじゃないと意味がないんですよね。
ここまで読んでくれている施主のみなさんには、ぜひ無駄に誤解して怖れるんじゃなくて、しっかりと相談窓口としての「ヌリカエ」を使い倒したらいいんじゃないか、とそんな思いで書いてみているわけです。
下記リンク先は「ヌリカエ」の相談申し込みのページです。
相場うんぬんとか書いてあって
実際に入力後には坪数に合わせた“相場”が表示されますが
まず大切なのはヌリカエさんとの相談からです。
いきなり業者につながるということは100%ありません。
ので、施主の候補者として業者を選別する立場にあるのはコチラ!ということで、堂々とメールアドレスと電話番号を入力して「ヌリカエ」からの連絡を待ちましょう。
※「知らない電話番号!」ということで電話に出ない人が多いとか。
最近は留守電オプション入れていない人も多いようで。
「セールししつこい!」とか勘違いして損してる人もいるようなので、電話はちゃんと受けられるようにしておいたほうがいいと思います。
くれぐれも、素人が大雑把な相場情報だけチョロ見だけして済ますような動きは、かえって時間を無駄にしちゃうと思います。キッパリ
以下、今回外壁塗装について、自分で調べたり、ヌリカエさんや塗装業者さんから聞いた豆知識を整理しておきますね。
時間があれば目を通して見てください。
外壁塗装を「しない」という選択肢はあるのか?必要ない、という判断はありか?
いっそのこと、外壁塗装を「しない」という選択肢もあるだろう、必要ある、と言われているのは塗装業界の陰謀で、実際は日本の住宅の外装の質は高いので、けっこう放置しておいても大丈夫なんじゃないか?
わたしもちょっとそんなことを考えたこともあります。
(こういう思考って、やっぱりズルズルと問題を長引かせているときの典型的な思考ですね)
外装をリフォームするとすると、やっぱりお金はかかりますし、なんとか放置でやり過ごせないか、と考えるのも当然かと思います。
ただし、下でも書きますが、住宅にとってやっぱりいちばんの脅威は太陽の紫外線、そして日本の風土で言えば“湿気”ですね。
紫外線攻撃がある中で常に湿気が忍び込もうとする・・・放っておけば、時間の問題で形あるものは壊されてしまう運命にあるんですね。
以下、ヌリカエさんのサイトからの引用です。
このような外壁の劣化を放っておくと、どのようなことが起こるのでしょうか?
まず、チョーキング現象が確認されるとき、防水効果が切れてきていることを示しています。
すなわち、壁に湿気や水気が染みこみ、乾きにくくなってしまうのです。
防水効果が低い状態で、雨が降って水を吸収し、晴れて乾燥し…ということを繰り返すと、壁にゆがみが生じてしまいます。その結果、ひび割れや亀裂が起こってしまうのです。
そのひび割れや亀裂から、水が入り込んでいきます。
ひび割れが大きくなっていくと、入り込む水の量は増え、外壁の内部まで浸入していきます。
補修を行わないままこの状態が進むと、建物の基礎となる部分にも腐食が起こり、家全体の強度が落ち、外壁自体が剥がれ落ちることもあります。
天災や震災に対する耐久性が落ち、最悪の場合、家が傾いたり倒壊したりするおそれもあるのです。
月並みな書き方かもしれませんが、家を快適に、もしくは見栄え良く保つためには、常日頃からしっかりメンテする、あるいは少し時間を開けても定期的に修繕をかける、こういった対応が大事なんですね。
もう少し余分なことを書くとすれば、仕事や遊びだけが人生ではなく、人間はこういった住生活にかける時間というのも大切にし、そしてできれば楽しむべき、ということなんだと思います。
外壁塗装という、持ち家居住者には避けては通れない【壁】
外壁塗装は、人間の身体に例えると皮膚の外皮のような役割を果たしています。
人間の皮膚は本当に高機能です。その高機能の皮膚が最も嫌っているのが紫外線と乾燥です。
皮膚は体内を紫外線から守り、乾燥しないようにカバーしている。外壁塗装は逆に屋内が雨にやられるのを防ぐわけですが、紫外線のパワーは非常に強力なので経年による破壊作用は避けられず、どうしても定期的なメンテナンス、つまりペンキ屋塗料の塗り直しが必要となるわけですね。
そして、家の大敵は紫外線だけではなく、湿気という存在もあります。
風通しが悪い、ということだけでも家の傷みは進行しますが、雨が直接屋内に侵入することになれば、その傷みは更に加速します。
紫外線対策、雨風邪対策というものは、一度行えばOK、ということはありえないわけです。必ず定期的なメンテナンスが必要、というように意識しましょう。
外壁塗装、やるかやらないかの判断は「この家にあと何年住むの?」につきる
外壁塗装をやるかやらないか?、そしていつまでに?、またどのタイミングで?の判断は「この家にあと何年住むの?」という問いの答えによるでしょう。
あと何年この家で暮らすのか?
この家は財産として子どもたちに贈る?
手入れをしない家は、根本から傷み始めます。あと2,3年でこの家は取り壊すんだ、ということであればしばらく辛抱しよう、ということになります
一般的には、家の傷みは放置すればするほど、逆にリフォーム費用は膨らんでしまう、と考えていいでしょう。
早めに塗料の塗り直しや改修を行うことで、家としての機能は維持され資産としての価値も維持されるわけです。
「あなたはその家に、あと何年住むおつもり?」
外壁や屋根の再塗装、やるタイミングは10年おき
屋根や外壁などの外装の再塗装は何年おきにやればいいか?
自分もそうでしたが、この疑問を持つ人は多いと思います。
塗料技術や塗料の開発はどんどん進んでいるようですが、上でも書きましたがやはり紫外線のパワーは強く、理想的なタイミングとしては10年おき、というように言われています。
ただし、当然ベースの外壁材によっても違いますし、使われている塗料・ペンキの質によっても違いますね。
以下、ヌリカエさんのサイトからの引用です。
外壁材は大きく『塗り壁』と『サイディング』に分かれています。
塗り壁の中でもモルタルという外壁材は8~10年、漆喰は10年~30年。
サイディングの中でも窯業系は7~8年ですが、樹脂系は10~20年と大きく異なります。
さらに、塗料によっても変わってきます。
塗料は最も安価なアクリル系塗料だと5~8年、耐久性の高いフッ素系塗料だと12~20年とされています。
そのため、自宅の外壁材と塗料が何かを知った上で、計画的に外壁塗装を行うことが重要なのです。
まさに最後の一文に尽きるな、というのが実感です。
外壁塗装の傷みの進行の見極めは4段階ある
まずポイント1のツヤや変色ですが、この段階では、まだ壁としての機能には問題は無いと言えますが、これが出始めたらそろそろ黄色信号が灯った、と考えるといいと思います。
我が家はちょうどこのレベルなので、すぐにはやりませんが、数年後ぐらいまでの間に対応すべきだろう、というレベルですね。
ポイント2以下は、必ずしも、上記の順番で変化が出るわけではないですが、どれか該当するポイントがあれば、もう塗り替えは割とすぐにでも検討したほうがいい状況にあるといえるでしょう。
ただ、例えば家が傾いている結果としてひび割れが生じているとか、素人には判断できないような大きな問題が塗装の部分に出てしまっているだけかもしれないので、ウチがやったようにしっかりとプロの目で見てもらうことが大切といえるでしょう。
まとめ:外壁塗装をするべきか?
ということで、我が家の外壁塗装のやる?やらない?について体験したことを記事にしてみました。
「外壁塗装をするべきか?必要ないんじゃない?」という問いの裏にあるのは・・・
仕事や遊びが“主”で、住生活は“従”という、“主従”の意識があるんじゃないかと思います。
欧米では新築で家を建てるというより、既存の住宅を大切に手を入れながら使って次の人に受け渡す、という考えがあるようですが、家を快適に維持する、ということは人間の活動の中で決して“従”扱いして放置すべきものではなく、しっかりと時間を確保して向き合うべきものなんじゃないか、と今回の経験を通じてそんなことを思うようになりました。
ハウスキーピング、という言葉がありますが、これをダウンタイム(休止や後退)という捉え方をせずに、前向きに向かうべきもの。ハウスがキープできていれば、仕事や子育て、遊びや趣味に時間やエネルギーをたっぷり向けることができますね!
外壁塗装の問題も、前向きに向き合うことで、つまり前向きに情報をとったりアドバイスを取り込むことで、無駄にならずに自分に返ってきてくれる、そんな気がしています。
おすすめの外壁塗装の相談先はこちら
外壁塗装の相談先としておすすめサービスがあります。
エリアや状況に応じて近所の塗装業者さんを複数件紹介してもらえる「ヌリカエ」という相談もできる一括見積もりサイトがあります。
口コミなども整理してみましたのでよかったら参考にしてみてください。